何か辛いモンでも食うか。
てことで、これ。
「LEEビーフカレー 辛さ×20倍」。
目次
商品紹介
Wikipediaによればこの「LEEシリーズ」、1986年発売とのこと。
割と老舗商品だ。
辛いだけではなく、多量のスパイスを投入したことによって実現する「旨み」もウリだ。
商品ページもしっかり用意。
発売当初はブルース・リーをイメージキャラクターに使用していたとか。
食欲のないとき、刺激が欲しいときなど、「本格的な辛口カレーが食べたい!」と思うことはありませんか?そんなときにぴったりなのが、ビーフカレーLEE [リー]。「辛くて旨いカレー」を追求し続けてきたLEEだからこそできる、スパイスの効いた本格辛口ビーフカレーをぜひ味わってください。
――グリコ「ビーフカレーLEE」紹介ページより
「食欲が無い時に激辛カレーを提案」という、何ともパンクな紹介文に思わずクラクラしそうになる……多分しなー氏とかは絶対理解できない世界観だろう。
Ainowo氏はじめ、多くのマニアたちが激辛の快楽に目覚めたであろう、そのさらに前から激辛商品として君臨していた同シリーズ。
今激辛ブームが到来していることを考えれば、時代を先取りしていたと言えるかも知れない――とか思ってたら、1980年代に最初の激辛ブームが来てたんですね。ごめんなさい。
ともあれ、いくつもの激辛ブームのド真ん中に君臨し続けたであろうLEEシリーズ。
「辛さへの挑戦」が半ばシリーズ化している本サイトで、取り上げない手は無かろう。
実食
パッと見普通だが、よく見るとスパイスの粒が見える。
ちょっとヤバそう。
まあ四の五の言っても始まらない。食おう。
てなわけで一口食う。
………………かっっっっら!!
これは結構ヤバいぞ。
何がアレって、辛辛魚みたいに遊びがないのだ。
あっちは凄い魚粉の存在感があって、それが独特の旨味やら芳醇さを醸し出していた。
が、こっちは純粋に辛い。
ひたすらに、辛い。
やべえな……これ食えるかな?
パッと見普通な外見とは裏腹に、結構凶悪な辛さ。
正直、何回か諦めようと思った。(いやマジで)
だが、ここにいるのは俺一人。
もう頭下げる代わりに食ってくれるバイト君もいない……
俺が、食うしかないのだ。
とにかく口の中が痛いが、その痛みを氷結と綾鷹でごまかしまくる。
き、厳しい……
しかしひたすら闘いを続けた末、どうにかこうにか完食に成功。
ああ……口が痛い……
綾鷹も氷結もどっかにいってしまった。
とりあえず、勝ったには勝った。
総括すると、とにかく純粋な辛みとの対決。闘ってる感(意味不明)はかなり感じられる。
あとがきついでに公式より
そんなことを思いながら、製品ページを見てみると……
■やっぱりLEEの開発担当者って、辛さには強いのでしょうか?
もともと辛さに「強い」かどうかは担当者個人の資質によりますが、何度も何度もLEEの試食を繰り返すことで、「LEEを担当すると辛さに強くなる」ということは、間違いないようです。
あの辛さが「うまい」に変わったら、LEE担当者としてようやく1人前。
やっとユーザーの皆さんの味覚に近づいた、というわけです。――グリコ「ビーフカレーLEE」紹介ページより
要するに、食ってりゃクセになるようだ。
私もクセになるまで食ってみようか……そうすれば、Ainowo氏が見てる世界が見えるかも知れない。見る必要性があるのかという問題は依然として残るが
あと、製品ページのオススメの食い方がなかなかクレイジーなので最後に紹介しとく。
1.ごはんにカレーをかける
2.コップにお水を用意する
3.ここがポイント!「目の前のコップのお水は飲まずに」、カレーを食べ尽くす。
4.カレーを食べ終わったら、水を一気に飲み干す。辛さを楽しみながら、一気に食べることで、食後の一杯の水が何とも爽快です。
――グリコ「ビーフカレーLEE」紹介ページより
いや~きついっす(素)
Ainowo氏、試してみてはいかが?
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