「ASMR」って知ってます?
僕も正直詳しくは知らないんですけど、YouTubeなんかを見てたら「ASMR」という単語の入ったサムネやタイトルを見かけたりしませんか?
自分がこの単語を意識するようになったきっかけもずばり、Vtuberを色々追っかけてたらそういうジャンルをよく投稿するような人たちがいる、というのを発見したのがきっかけです。
とりあえず気になったものは片っ端から試してみる性格なので、いくつか見てみたのですが……
色々と恐れずに、正直に結論を言います。
自分には良さがわかりませんでした……
もっと正確に言えば、これが良い人もいるんだろうなぁというのは分かるのですが、自分には響かなかった感じです。
……で、それを楽しんでいる人がいて、自分に良さがわからないのもなんか悔しいのでちょっと調べてみたわけです。
今回はそんな感じで「ASMR」ってなんなんじゃい、というお話です。
目次
「ASMR」の意味
昔の人は言いました。
「分からないことがあったらとりあえずググってwikipediaでも見とけ」
と。
というわけで、「ASMR」について調べてみますと
ASMR(Autonomous Sensory Meridian Response)は、人が聴覚や視覚への刺激によって感じる、心地良い、頭がゾワゾワするといった反応・感覚[1]。正式・一般的な日本語訳は今のところ存在しないが、直訳すると自律感覚絶頂反応となる。
出典:ASMR – Wikipedia(https://ja.wikipedia.org/wiki/ASMR)
ASMRをひとことで説明できる日本語訳が確立されていない。
「Autonomous(以下略)」を直訳して、くだけた言葉にすると
「脳がとろけるように気持ち良くなる現象」となる。おざっぱに言えば、「(音楽ではない)音・視覚全般から得られる心地よさ」を扱うジャンル。
もう少し具体的に言えば、聴覚や視覚への刺激によって生じる、心地良さ、気持ち良さ、ゾクゾクする、リラックスする、落ち着く、安心する、睡眠が誘導される、睡眠の質が向上する、といった癒し効果を求めた結果生まれたジャンルである。出典:ASMRとは (エイエスエムアールとは) [単語記事] – ニコニコ大百科(https://dic.nicovideo.jp/a/asm)
という感じで、さらにざっくりまとめると
「特定の音を聞いて気持ちよくなる現象」
を「ASMR」と言うみたいで、「ASMR」とは動画のジャンルではなく、あくまで現象や感覚のことを指し、
その「ASMR」を引き起こす動画を「ASMR動画」と呼ぶ、ということですね。
ふむふむなるほど、語義は分かった。
とは言うものの自分には若干引っかかるところがあるわけです。
ASMR動画の内容偏りすぎでは問題
はい、みなさんYouTubeで「ASMR」と検索してみてください。
色々出てくると思うんですが、動画を見てみると大体のものが
「囁き」「耳かき」「マッサージ」
じゃないですか?
(「絶対に貴方を寝かしつける最強耳かき」という言葉の”圧”がすごい)
そんでもってこう、ストレートに言うと、サムネやら内容やらがやたらとエロい感じのものが多い。
(エッッッッッッッ)
(ASMR動画にはやたらとこちらを寝かせようとする勢力が存在する)
日本のASMRについては特に上記の傾向が強いと思われる。
海外系の動画を見てみると、純粋に「気持ちいい音」を聞かせようとするような動画が多い。
(なんか色々やってるけど「耳かき」「マッサージ」はなんだかんだ定番っぽい)
(外人のおっさんが色んな音を出している。日本でおっさんがASMR動画を出しているのは今のところ見たことがない)
それから、少し見てみると「咀嚼音」もどうやら人気ジャンルであることがうかがえる。
(音を消すと本当にただただウニと牡蠣を食ってるだけの動画。おなかすいてきた)
(口の周りをべちょべちょにしながら食ってるのが気になりすぎてASMRがどうとかいう話ではない)
全体を通してみてみると分かるのは、「ASMR動画」はかなり海外の動画の比率が高く、向こうで人気のジャンルであることがわかる。
ただ、上で述べたように、日本と海外では若干動画の毛色が違うように見受けられる。
海外はとにかく「気持ちのいい音」を聞かせる動画で、日本のASMR動画はどこかしらえっちぃ雰囲気の動画が多い。
(ASM……おっぱい!!!!!!!!!!!)
なぜ日本だとこうなったかと言えば、ASMRが認知される以前から、「催眠音声」などの音声系のアダルトコンテンツがある程度の人気を持っていたことが一因であるように思う(この辺をもっと考察すると面白いんじゃないか……?)。
上のニコニコ大百科の記事でも言及されているが、(特に日本の)ASMRはどちらかと言えば性的嗜好としての「音フェチ」が名称として置き換わったような印象が強く、それ故にどこか性的なものを仄めかすような要素がある、というのが実情ではないかと思う。
なぜ自分には合わなかったか
「ASMR動画」がなぜ自分には合わなかったかと言えば、もはや明白で、自分が特に音に対するフェティシズムを持ち合わせていないから、というだけですね。
内容などは関係なく、本当にただそれだけのことで、自身のフェチと合致するならばドハマりするし、逆に自分のようにそんなにしっくりこない人間もいる、というそれだけの話なのでした。
……しかし、いろいろな音を聞いてみたところ、自分がASMRを感じられる動画を発見いたしました。
やっぱりね、自然の音が一番癒されますわ(個人の感想)
みんなも自分だけのASMR動画を探してみてくれよな!じゃあな!!(雑な締め)
※編集担当追記
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