何か最近、チャレンジ精神旺盛な共同運営者共が激辛カップ麺のレビューをpostしまくっている。
毎回毎回懲りずにズダボロにされてるしなー氏、激辛愛好家としてそれらを堪能するAinowo氏、どちらの感想も味わい深い。
よし、俺も便乗するか。
何か面白そうだったので安易に便乗する私であった。それに、これがウケればこのブログのキラーコンテンツになる……かも?
目次
パイセン、北極ブラックを食す!
てなわけで昼の休憩中、↓を購入。
文字通り、黒い。これはこれで旨そうだ。
さて、食うか。
………!?
……………………………
………………………………………………
これは、無理だ。
ちょっと俺には……早過ぎた。
辛い、というより口の中がひたすら痛く、昼飯どころでは無い……
わずか3口でKOされた私は仕方なく、同じく休憩中のバイトに「ごめん……これ、あげるわ……」と残り全部を譲る羽目になった。
~パイセン、北極ブラックを食す! 編 GAME OVER~
ここから本編
とはいえこれでは記事として成立しない。
かといって適当なことを書いてフェイクニュースを撒き散らすのもご法度。
てなわけで、週末友人と訪ねた宿の話でもしよう。
登録有形文化財の宿はエモい
今回私が訪ねたのは山梨・下部温泉の大市館 裕貴屋さん。
なんと駅までの出迎えがロールスロイス。車好きの友人は大興奮で、正直車をよく知らない私も感動。ステキな車に身を任せ、宿へと向かう。
そして建物が登録有形文化財。武田信玄の隠し湯とも言われる下部温泉の中でも、かなりの老舗。
外観からしてエモさが漂うが、中もステキ。
昭和30(1955)年の成分分析が残る……
こじんまりとしたロビーの一角。この隣の部屋の冷蔵庫に入っている山梨ワインはなんと飲み放題だ。ベッドメイキングを待つ間、ちびちびと飲んだのは言うまでも無い。
ベッドメイキングが終わり、おもむろに部屋へと入る。
一見こじんまりとした部屋だが、和室と洋室が合体した部屋でちょっとしたスイートルーム感がある。割と広い。
そして目の前を富士川が流れ、川の流れる音が響き渡る。なかなかの迫力だ。
夕食を18時に予約した我々は、すぐさまこの宿にいくつかある中でも一番のウリである「岩風呂」へと向かう。
先述した、武田信玄の隠し湯と言われる温泉だ。
まさに洞窟。「隠し湯」というのも相まって中二心をくすぐられる。
かなりぬるい源泉と加温した温泉に交互に浸かり、下部温泉を堪能する。
そんな感想が、自ずと漏れる。
湯に上がった我々は部屋に戻り、くつろぐこととした。この時14時、夕食は18時。
……ずいぶん時間あるな?
友人「どう時間を潰すかを考えるとは仕事に脳が汚染されてるな? 延々とグダり続けようぜ」
こうして私たちは18時の夕食まで延々と昼寝を繰り返し(17時ごろに地下の浴場で2度目の入浴)、永久に仕事から解放されないかを願い続けた……
夕食、そして2度の入浴
18時になり、女将さんと見られる女性が夕食を持ってやってきた。
一部の旅館にありがちな極端に多い量の食事ではなく、程よいボリューム。
しかし何と言っても地のものをふんだんに使った食事が素晴らしい。
川魚、鯉の刺身、そして山梨名産・ワインビーフのステーキ。
やはり肉は正義だ。柔らかい肉が旨すぎる。
夕食を食って一息ついた我々は、貸切風呂で3度目の入浴を敢行。
かなりこじんまりとしており、3人も入ればかなり一杯になってしまう。
とは言え、寒い中での露天風呂。快適じゃないワケが無い。
「ああたまらなえぜ」
「不労所得が欲しい」
「仕事に戻れねえ」
など不毛な言葉を述べつつ、温泉を堪能する。
ちなみにこの宿、先述のロールスロイスをはじめとして「クラシックな調度品」にこだわりがある。
その一例とも言えるのが、部屋に置かれたレコードプレーヤー。
ロビーに置かれたレコードを借りて再生することとかもできるのだろうか……とか思っていたら、突如アニソンが流れ始めたではないか!
友人「コイツBluetooth対応だぞwww」
アナログに見えて、ちゃっかり最新技術に対応しているのには草しか生えない。
その後友人たちは自分の携帯を接続してアニソンを流しまくり、部屋はアニクラ(アニソン専門のクラブイベント)会場と化した。
しばらくカオスなノリと共に酒を楽しんだ我々は、貸切風呂が無料になる23時に4回目の入浴を実行。
上がった後、圧倒的満足感の中就寝したのであった……
やはり老舗の宿は素晴らしい
明らかに「老舗旅館」の体験と外れることをしている場面が見受けられる感はあるが、本当に素晴らしい旅館であった。
決して多くない人数で回していたスタッフさんたちには、厚く御礼申し上げたい。
この他にも日本酒バーがオープンする時間や、まだ飲んでいない飲み放題の酒もあるというので、機会があれば再訪したいところ。
そしてこの宿、12時チェックイン12時チェックアウトなんてことも可能。我々のように、ひたすら宿でゆっくり過ごし続ける、スローライフを体験したい人にはオススメだ。
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