とうとう発売されましたね。バイオハザードRE:2。
バイオシリーズ好き好き侍として、タイトルが発表された瞬間からずっと心待ちにしておりました。
不朽の名作であり、私の幼少期のトラウマでもあるバイオハザード2のリメイク、これをプレイしないわけにはいかないと言うことで、先日の発売からちょこちょこ時間を見かけてプレイいたしまして、なんとかレオン編をクリアできましたので、ここまでの感想を述べていきたいと思います。
目次
最新鋭のグラフィックで再現される「悪夢」
まず、目につくのはなんと言ってもそのグラフィックでしょう。
ゲーム開始直後、タンクローリーの運ちゃんが出てくるムービーがあるんですが、しょっぱなから凄まじいです。もはや実写なのかCGなのかわかりません。
ムービーのみならず、実際のゲームプレイにおいても
ゾンビがグロい!
リッカーもグロい!
レオンのケツアゴ!
Gがグロかっこいい!
エイダが可愛い!
レオンのケツアゴ!
シェリーがかわ……かわいくな……普通!
レオンのケツアゴ!
そしてなにより、レオンのケツアゴ!
と、現行機のグラフィック性能をフルに活かしたリアルなバイオ2の世界が展開されており、警察署を歩いていると
「あー、こんな部屋あったな~」
なんてことも思い出させてくれる作りになっています。
(レオンのケツアゴは原作要素皆無ですが)
グラフィックについて、もう少し技術的なことを言うと、これだけのクオリティのグラフィックを持つ本作ですが、セーブロード以外でほとんどローディングがありません。
バイオ7もそうだったので、REエンジン恐るべしと言ったところでしょうか。もちろんマップデザインによる工夫もあるとは思うのですが、いい仕事してますねぇ……
「ゾンビが怖い」サバイバルホラーの傑作
まず言っておくと、本作は間違いなく名作と言える出来だと思っています。
理由としては色々あるのですが、最も優れているのはそのゲームバランス・ゲームデザインだと思っています。
まず、本作をプレイしたほとんどの人が思うのは、
「ゾンビが強い」
ということでしょう。
これまでのシリーズのゾンビと言えば、大抵ハンドガンでも5,6発くらい撃てば死ぬし、撃てばよろけるし、シリーズによってはそこから体術だけで倒せるしと、恐怖の対象というよりは「ただの障害物」でした。
ただ、本作のゾンビはかなりタフです。 ヘッドショットでも最悪ひるまず、数発当ててようやくダウン、しかも場合によってはそれでもまだ死んでなかったりします。
この「死んでいなかったりする」というのが実はかなりやっかいで、リメイク前は、死んだゾンビの周りには血痕が広がるなど判別が容易だったのが、判別がつきづらくなっているのです。
なので、プレイヤーは、立っているゾンビがひるまずにじりよってくる恐怖、倒れているゾンビが起き上がってくるかもしれない恐怖という2つの恐怖を感じることになるわけです。
さらに、この恐怖を加速させるのが、弾薬の入手性の低さです。
目の前のゾンビを倒してその場の安心を得るか、なんとか避けてその先の安心を得るかという取捨選択を、中盤から常に迫られることになります。
そして、この弾薬バランスがまた秀逸で、普通にプレイしていると、目の前の数体なら対応できるが次の集団相手には対抗できないくらいの絶妙な弾薬量となり、常に選択を迫られるまさしく「サバイバルホラー」となっています。
まとめ:間違いなく名作、買え!
というわけで、今回のバイオハザードRE:2、アイテムの少なさからくる緊張感が常にあり、単なるリメイクとしてだけでなく、「サバイバルホラー」としても非常に秀逸な出来になっています。
ですので、旧作やシリーズを知らなくともホラーゲームが好きなのであれば是非プレイしてもらいたい1本となっておりました。
ただ、1つ注意をしておくと、難易度は相応に高くなっています。是非、折れぬ心で恐怖に立ち向かってみてください。
ではでは。
Ainowo
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