ぱいせん
こんばんは。ぱいせんです。

 

皆さんは「鳥取砂丘」という場所をご存知だろうか?
まあ、流石に名前くらいは聞いたことある人が大半なはず。
先月、夏季休暇の折に山陰を旅した私は、この鳥取砂丘にも立ち寄った。

砂漠みてえな景色が広がってんだろ~な~見たらすっげえ感動するんだろ~な~

的な感じで楽しみにしつつ、鳥取まで来た私。そして見てきた訳だが……

ヤバい。これはマジで半端ない。

本当に壮絶な景色。それでいて、美しい。

とても日本とは思えない。

……てな感じで、大変に感動してしまった。

とは言え、これじゃ良く分からないだろうから、画像も交えつつ語るとしよう。

目次

鳥取砂丘の場所

地図で示すと以下の通り。


引用元:https://www.hankyu-travel.com/guide/saninsanyo/tottori.php

山陰は鳥取県の県庁所在地・鳥取市の北郊に、鳥取砂丘はある。
観光可能なものとしては日本最大の砂丘らしく、砂漠のような景色を思う存分楽しめる。

また鳥取駅からバスで20分程度と、市街地からも離れていない。
このアクセスの手軽さも、観光地としては魅力的。

実際に行ってみた

マジで砂漠

砂丘に入ると、まずこんな感じの景色が広がる。

マジで砂漠である。

しかもご丁寧に、オアシスっぽい何かまである。
(実際、この水たまりはオアシスと呼ばれているようだ)

さて、私が鳥取を訪れた日の最高気温は36.1℃

7~8月、毎日のように39℃前後を愛知県で体験したとは言え、暑いもんは暑い。

だが、砂丘と海のコントラストを見たかった私は、とにかく海へと歩き続けた。

足が重すぎる上、坂が急すぎる件

最初の写真だと分かりにくいが、少し進むとかなり急な下り坂に遭遇する。

おまけに地面は全て砂なので、歩くだけでかなりの体力を奪われる。

「こんなクソ暑い中こんなとこ歩いてたら死ぬんじゃね?w」

と、割と本気で命の危険を感じる私。しかし、周りを見渡してみると——

この景色である。

砂と少しの雑草以外、何も無い。

荒涼としていながら、それでいて絵画のように美しい。

何の説明もせずこの画像だけを見せたら、間違い無く日本の景色とは思われないだろう。

「はえ~すっごい……」

私は、すっかりこの日本離れしたとんでもない風景に心を奪われてしまった。
依然として、歩き辛いし、メチャクチャに暑い。

しかし、私は歩みを止めることができなかった。

最早、この暑さや疲労すら、この景色の美しさを際立たせるスパイスに感じてしまっていた。

そして、現れる日本海

海に向かう直前、それまでの下り坂が一転して急な上り坂に。
ヒイヒイ言いつつも、頂上まで登ってみる。すると……

眼下に広がる、コバルトブルーの日本海。

海まで迫る、白い砂。

降り注ぐ太陽の光に照らされたこれらは、あまりにも美しいコントラストを描いていた。

「生きている」という感覚

さてこの前日、実は山陰地方のやや東を、台風が通り過ぎていた。
その影響だろう、砂丘についてからというもの私は、強風の襲撃を受け続けた。

そして強風は、私が砂丘の頂上に達した時点でピークを迎えた。

眼下に海が広がると書いたが、実は日本海までの高低差は数十mほどあるらしい。

そんな高い所から、強風の中海を見下ろしている訳である。

正直、メチャクチャ怖かった。

しかし、その恐怖と暑さ、疲労、そして圧倒的な景色に、私は一つの感慨を覚えた。

「ああ、今、俺は生きている——」

砂丘の頂上は、私によく分からない「生の実感」を与えた。
極度の疲労と幻想的な景色で、本能的に生命の危険でも感じたのだろうか……?

何はともあれ、大きな感動を覚える土地であったことだけは確かだ。

まとめ:鳥取砂丘はいいぞ。いいから行こう

以上で、私が見た鳥取砂丘の感想は終わりとなる。
ここまで書いておいてアレだが、

この砂丘の魅力は言葉や写真じゃ伝えきれない。

本当にここだけは、自分の目で確かめて欲しい。

と、心から思う。
もしあなたが、私の文で興味を持ってくれたなら、次の旅先は決まりだ。

あなたの知らない日本が、そこにある。

そして鳥取砂丘を見たあなたは、思わずこう言ってしまうはず——

鳥取砂丘はいいぞ。

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